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会計知識がゼロでもわかる「決算書活用術」
会計知識がゼロでもわかる「決算書活用術」


決算書ってなに?

1-1決算書とは!

○貸借対照表・損益計算書について


決算書は、会社の財政状態・経営成績・お金の流れ増減をあらわしております。

この決算書をいろんな角度から分析することによって、大切な経営指標が得られます。

このデータを十二分に活用することで、会社の業績の向上、また経営の効率化をはかることができ目標利益の確保が実現されるものと思います。

〇 決算書の知識

決算書は法律によって様式、報告書類が違ってきます。

注・・・新会社法で一部変更になっております。


前期・当期決算書


(1年間)

 

内容調査
経営

(財務)分析
損益分岐点・

ABC分析

経営指標

分析データ作成
有効活用を

はかるため自社に沿った

事業計画設定
管理会計の導入・実行


目標損益管理

(日次・月次管理)

資金管理
原価管理
予算管理
買掛・売上
債権管理

目標利益の実現

キャッシュの増加

 

法 律 名
報告書の種類

1 商法=法務省
(すべての企業が該当)

A 貸借対照表
B 損益計算書


計算書類(連結含む)

〇 債権者保護・株主保護

C 営業報告書
D 利益処分案
(損失処理案)
E 附属明細書


2 証券取引法=金融庁・財務局
(上場企業等)
財務諸表(連結含む)

〇 投資家保護

 

A貸借対照表

B 損益計算書

C キャッシュフロー計算書


注意:平成18年5月以降終了する決算期から、利益処分計算書(損失処理計算書)が廃止されて、かわって、「株主資本等変動計算書」の作成が義務化されました。

D 利益処分計算書
(損失処理計算書)

E 附属明細表


新会社法施行後の内容

法 律 名 報告書の種類


1会社法(計算書類)=法務省(すべての企業が該当)
計算書類(上場企業は連結含む)
〇債権者保護・株主保護

A貸借対照表
B損益計算書
C株主資本等変動計算書 D個別注記表
E事業報告
F附属明細書


2証券取引法(財務諸表)=金融庁・財務局(上場企業等) 財務諸表(連結含む)
〇 投資家保護

A貸借対照表
B損益計算書
C株主資本等変動計算書
D附属明細表


3税法(決算書)
〇公正な課税計算

A貸借対照表
B損益計算書
C株主資本等変動計算書と同形式のもの
D 法人税の別表
E 勘定科目内訳書


上場企業の場合連結計算書類(連結貸借対照表・連結損益計算書・連結株主資本等変動計算書・連結注記表)・連結財務諸表(連結貸借対照表・連結損益計算書・連結株主資本等変動計算書・連結キャッシュフロー計算書)の提出となります。なお、キャッシュフロー計算書は上場企業のみ作成します。


※事業報告と附属明細書は計算書類に準じる

1 貸借対照表

会社の財政状態をあらわしております。

資産

(資金の運用)

 

負債

(資金の調達)


資本(純資産)

うち当期純利益

 

資産


負債・資本(純資産)

(総資本)

今後「新会社法により負債・純資産合計」

 

資産

 

負債

(資金の調達)


資本(純資産)

(当期未処分利益)

うち当期純利益

「注意ここの項目は新会社法の

施行でこれからは、

株主資本(資本金)・利益剰余金

(利益準備金

・その他利益剰余金)=純資産合計と

変わります」

資産


負債・資本(純資産)

(総資本)

「新会社法により負債・純資産合計」

 

資   産
負 債・純資産
プラスの財産

 

マイナスの財産


増えたお金

元からの自分のお金
資産合計


負債・純資産合計

(総資本)

今後「新会社法により負債・純資産合計」

 

総資本
資   産

 

負 債・純資産

 

鏡に映し出された

現在の自分の姿

「お金の使い道」

プラスの財産


負債

「他人から借りたお金」

マイナスの財産

体の表から見えない部分

(体内)

純利益

 

増えたお金

 

資本

「持っていた自分のお金」

元からの自分の財産

 

自分の財布

 

資産合計


負債・純資産合計

(総資本)

「新会社法により負債・

純資産合計」

 

資   産
負 債・純資産

流動資産

現金預金 

受取手形・・・等

 

流動負債

(1年以内に返済しなければ
ならないもの)

固定資産

建物

土地・・・等



固定負債

(1年を超えて返済するもの)

無形固定資産

繰延資産

開発費・・・等
資本金
剰余金
うち当期純利益
資産合計


負債・純資産合計

(総資本)

今後「新会社法により
負債・純資産合計」



2 損益計算書
 
 会社の儲けの一覧表です。

費用
収益
当期純利益

 

科目
金額
営業損益の部
売上高
売上原価
売上総利益
販売費および一般管理費
営業利益
営業外損益の部
営業外収益
営業外費用
経常利益
特別損益の部
特別利益
特別損失
税引前当期純利益
法人税・住民税および事業税
法人税等調整額
当期純利益

収益 − 費用 = 利益

(1年間の利益)期首〜期末・・・例 17/4/1〜18/3/31


3 キャッシュフロー計算書

現金の収支に基づいて計算いたします。


収入
支出

 

 

(キャッシュ)

減価償却費

 

キャッシュ


(キャッシュ)

当期税引き後利益


収入 − 支出 = キャッシュ残

帳簿上の利益とキャッシュは必ず一致するとは限りません。

1 損益計算書の売上高は実現主義で計上いたします。

例 商品引渡し時・工事完成引渡し時・検収時等に計上いたします。

2 損益計算書の費用等は発生主義で計上いたします。

例 ・・・ 収益・費用の発生の事実に基づいて計上いたします。

 工事進行基準等 決算期間:業績期間内に発生したものはその事実にもとづいて計上処理いたします。

〇 鋼製机 1台 を 4月1日に文房具店に電話で注文して現物が4月20日に事務所に入りました。

代金は50.000円消費税2.500合計52.500でした。

支払は4月30日に銀行振込予定です。

その後4月30日に振込払いをしました。

この場合の処理は、

1発生主義・・・4月20日 工器具備品 50.000 未払金 52.500
仮払消費税 2.500

 4月30日 未払金 52.500 現金 52.500


2 現金主義 ・・・4月30日 工器具備品 50.000 現金 52.500
仮払消費税 2.50

社長・経営幹部・経理初心者が最低覚えなければならない決算書の見方

◆ 最初にイメージしてください。

◆ 毎日5分間眺めてください。

家計簿もしくはこづかい帳をイメージしてください。

 

家計簿からのイメージ理解のしかた

日 付・収 入
金 額
   支 出
金 額
 残高金額

4/1
現金(最初に持っていた自分の手持ちのお金)
みなし資本金

250,000
250,000
4月3日
現金(アパート家賃) みなし一般管理費・固定費
80,000
170,000
4/5現金( ネット収入) みなし売上
150,000
320,000
4月7日
現金(定期代)みなし一般管理費・固定費
35,000
285,000
4月9日
現金 (ネット関係通信費他)みなし売上原価・変動費
100,000
185,000
4月11日
現金(会社業務用図書費等自己投資費)みなし売上原価・変動費
60,000
125,000
4月13日現金(健康補助食品)みなし一般管理費・固定費
30,000
95,000

4月15日
車購入のため銀行より借入を受け即日現金受領す

みなし短期借入金(流動負債)

 

1,000,000
1,095,000

4月20日

自家用自動車購入支払は全額現金払

みなし有形固定資産(固定資産)

945,000
150,000

4月23日

現金(食費)

みなし一般管理費

90,000
60,000

4月25日
現金(給料)

みなし売上

500,000
560,000
4月30日
短期借入金の利息を現金で振込みました。みなし支払利息(営業外費用)
50,000
510,000
収入合計金額
1,900,000
支出合計金額
1,390,000
510,000

 

貸借対照表へのイメージ転換

資産の部
負債・純資産の部
現金収入190万-現金支払139万
現金      510,000
短期借入金    1,000,000
車購入のため銀行よりの借入金

0

流動負債合計   1,000,000
0
流動資産合計   510,000
減価償却引当金(減価償却費)90,000計上のため、車購入費945,000-90,000=855,000差引額表示
車両運搬具   855,000
固定負債合計      0
負債合計     1,000,000
0
資本金      250,000
最初から自分で持っていたお金
固定資産合計  855,000
0
0
0
当期純利益  115,000
 
繰延資産合計      0
資本合計     365,000
 
資産合計 1,365,000
負債・純資産合計1,365,000

 

資産の部
負債・純資産の部
現金預金                  510,000
買掛金                    0
受取手形                     0

短期借入金                1,000,000

売掛金                      0
流動負債合計              1,000,000
貸倒引当金                  0 
長期借入金                 0
流動資産合計               510,000

その他固定負債                 0         
車両運搬具                855,000
固定負債合計                  0
投資有価証券                  0
負債合計                1,000,000
長期貸付金                    0
資本金                   250,000
固定資産合計              855,000
剰余金                       0
繰延資産                     0
当期純利益             115,000
繰延資産合計                  0
資本合計                  365,000
資産合計             1,365,000
負債・純資産合計           1,365,000

 

損益計算書へのイメージ転換


科目
金額
みなし内容
売上高
650,000
給料500,000・ネット収入150,000
売上原価
160,000
ネット通信費等100,000・自己投資60,000
売上総利益
490,000
販売費及び一般管理費
325,000
家賃80,000・定期35,000・補助食品30,000・食費90,000・減価償却費90,000
営業利益
165,000
営業外収益
0
営業外費用
50,000
銀行からの短期借入金の利息を現金で支払う支払利息50,000計上
経常利益
115,000
特別利益
0
特別損失
0
税引前当期純利益
115,000
法人税・住民税及び事業税
0
法人税等調整額
0
当期純利益
115,000

 

科目
金額
みなし内容
売上高
650,000
給料500,000・ネット収入150,000
売上原価
160,000
ネット通信費等100,000・自己投資60,000
売上総利益
490,000
販売費及び一般管理費
325,000
家賃80,000・定期35,000・補助食品30,000・食費90,000・減価償却費90,000
営業利益
165,000
営業外収益
0
営業外費用
50,000
銀行からの短期借入金の利息を現金で支払う支払利息50,000計上
経常利益
115,000
特別利益
0
特別損失
0
税引前当期純利益
115,000
法人税・住民税及び事業税
0
法人税等調整額
0
当期純利益
115,000

 

科目
金額
みなし内容
経常損益の部
営業損益の部
売上高
650,000
給料500,000・ネット収入150,000
売上原価
160,000
ネット通信費等100,000・自己投資60,000
売上総利益
490,000
販売費及び一般管理費
325,000
家賃80,000・定期35,000・補助食品30,000・食費90,000・減価償却費90,000
営業利益
165,000
営業外損益の部
営業外収益
0
営業外費用
50,000
銀行からの短期借入金の利息を現金で支払う支払利息50,000計上
経常利益
115,000
特別損益の部
特別損益の部
特別利益
0
特別損失
0
税引前当期純利益
115,000
法人税・住民税及び事業税
0
法人税等調整額
0
当期純利益
115,000

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建設業者の利益は工事現場でつくられます、また現場のもうけは実行予算書管理でつくられます。

建設業者の生き残りは現場の業績管理で決まります。

 

社長!! どんぶり勘定をいつまで続けるつもりですか!

 

もしも、あなたは会社のお金が月末予定の手形決済額にかなり不足すると気づいたらどうしますか!

金融機関に借入れ交渉のため、大慌てで駆け込みますか! 


しかし融資審査の約8割は決算書の内容で決まってしまいます。いまさら内容が悪くても書き替えることはできません。

融資審査で特に見られるのは貸借対照表の純資産です。自己資本比率が高いほど有利になります。

(純資産÷総資産=自己資本比率が高い)

次に損益計算書のなかの営業利益・経常利益が大事です。

この数字をよくするためには決算期内のしごとでもうけを増やすこと以外方法がありません。

業績アップをはかり利益を増やし自己資本比率を高めるために一番必要なことは業績管理を徹底することです。

ではなぜ業績管理をやっていく必要性があるのかいまからご説明いたします。

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決算書アレルギーは、もうこわくない!

このマニュアルを実践すれば、自分の会社の経営分析から得意先の倒産予知、さらに儲かるためのしくみがいとも簡単に実現いたします。

中小企業において、決算書をよく理解し、内容を分析し充分に活用されている会社の社長さんは、少ないと思われますが、あなたの会社では、いかがでしょうか。

決算書とは?

企業の決算書には、その企業の財政状態、1年間の経営成績がぎっしりと詰まっております。

(決算書は厳密にいいますと財務諸表といいます)企業にとって、最も大切な書類でもあります。

経営者にとってこの決算書はとても大切な資料です。

この決算書を利用して経営管理に役立てましょう!

是非とも、この実践マニュアル基本編をお読みいただいて、大いに役立ていただきたいと思います。


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これから与信管理をはじめようと考えている会社の与信管理担当者!

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経営管理者の方で与信の最終裁決に不安のある方!

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◆登記簿編

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また、不動産評価等においてもわかりやすく、計算例も数式も盛り込んでおります。

誰でも登記簿からの与信チェックがすらすらわかるように説明されております。

建設業者の調査の場合、経営事項審査データとこの登記簿利用によるシステムを組み合わせたら、短時間で、しかもほとんどお金もかからないで、パソコン1台(一部コンピュータ化未了登記除く)だけで、与信チェックが可能となります。


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