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与信管理

与信管理ってなんですか?

一般的に建設業で専門工事業者が工事をゼネコン(総合建設会社)から請け負う場合、工事契約書の取り交わしを後にして工事を先行して始める、これはよくあることです。

そして、ゼネコンが倒産した場合、大きな痛手を被り、最悪の時は、連鎖倒産・・いま現実にあちこちで数多く発生しています。

また、その反対でゼネコンから仕事を請け負っていた業者が倒産し、その下で仕事をしていた孫請業者から、ゼネコンへの支払訴訟事件に発展したことなど、ひとつの倒産は、まわりにおおきな影響を与えます。

与信管理とは、簡単にいうと取引先を信頼して商取引を行うこと、相手に信用を与えること、これが与信です。そして、これらの与信先(得意先・取引先)の日常管理を与信管理といいます。

 もし、取引先が倒産して、その煽りで連鎖倒産したら、とてもくやしいですね。

もし、取引先の与信管理を常に継続的におこなっていたら!新規の取引先の場合、取引を開始するか、しないか判断するために信用調査を行い判断することや、継続して取引している得意先の信用情報を収集して、その会社の与信枠を決めてその範囲内で取引し、もし、万一倒産した場合、損失額を最小限度にとどめるためのリスク管理をいいます。

与信管理とは、売掛金の債権管理、リスク管理を行うことで、貸倒れを回避するために行うことです。

      継続的な与信管理がなぜ必要なのですか?

会社は生き物です。数ヶ月、半年、1年と時が経過することによって、組織の変更、対得意先、対仕入先、営業内容、財務内容など、取引当初の内容と現在の会社内容とに、大きな違いを見せる会社が、多々あります。

新規取引当初その会社は、順風満帆、資産内容も良好で、上得意先として、今後共継続取引していこうとの社内稟議がおりていました。

ところが、半年も過ぎた頃、当初の支払条件を翌月払から翌々月払に変更してほしいとの通知が一方的に送られてきました。周辺から変な噂も聞こえてきませんでしたので、そのまま、支払条件の変更を受け入れ、なんの信用調査もしないで、ずるずる取引を続けていました。

それから1年経った頃、突然民事再生法申請の情報が、新聞に掲載されました。このような事例は、よくある事です。突然ですから驚きますね。

もし、このとき、あなたの会社が、この会社に1億円の売掛債権が発生していたら!

もし、まだ、支払期日のきていない受取手形が5千万円あったとしたら!

もし、工事中の未請求金が3千万円あったなら!

債権総額は、1億8千万円です。大型倒産事故の発生ですね。

回収できる金額は、数%、しかも数年分割返済です。

このことが、原因で連鎖倒産でもしたら、泣くに泣けないことですよね。

思わず“ぞー”としてしまいます。

現在の与信管理の実情

中小企業の経営者の皆様、与信管理担当者の皆様!

与信管理で頭を悩ましておりませんか?

新規取引業者との取引を開始すべきか、止めるべきか、継続取引業者の中に信用不安先は、ないか、問題業者、こういった得意先はないだろうかと。

つねに関係者の方は、大変な気を使って、与信管理に取り組んでおられことと、お察しいたします。

私自身も建設関係専門工事会社において、この与信管理のことで、終始頭を悩まし続けておりました。

そこで、与信管理をもっと簡単に、しかもコストもあまりかけず、専門的知識もほとんど要らずにできる与信管理システムは、ないものだろうかと、いつも考えておりました。

その頃の関係会社の実情は、新規取引を開始する場合、営業の窓口である担当部門から、取引稟議書を申請し、各関係部署および、トップの方々の裁決を仰いでおりました。

また継続業者で、信用不安のうわさが発生し、定時支払の条件等も漸次悪くなってきた場合、同じように、あらたな取引の際、社内稟申をおこなっておりました。

そして、殆どといってよいほど、その都度、大手の信用調査専門会社に情報資料の収集依頼を行っておりました。

そして決まったように提出された調査資料の表紙記載の評点によって、可、不可の決裁が下されました。

当然、自分の会社の自社責任において、決裁しているわけですが、幾度となく、倒産事故に遭遇いたしました。

その要因を探ってみると、つぎのようなことが、考えられます。信用調査専門機関の評点のなかで、グレーゾーンをどう判断すべきかおおいに迷っていた経緯があります。

49点が取引可なのか、止める決裁をすべきなのか、誰しも迷うところです。では、50点、51点、有名な親会社がついている会社だから、20年のつきあいがあり、48点でも?

取引先の環境によって、ますます、悩んだりします。

最終的には、盲判同然の決裁、また、営業担当者が内内に取引OKサインを既に相手側に、出していたからとか、おおくの決裁関係者は、あまり、調査資料の内容、たとえば、決算内容、金融機関の借入金の内容、不動産の登記内容(抵当権設定等)等詳しく見て判断する方は殆どいないといっていいほどです。

つまり、営業担当者の思惑、売上拡大優先等にかなり影響された決裁があった風に聞き及んでおります。

本来、与信管理にとって不必要なことがらは、排除し調査資料の内容、いままでの工事代金の支払内容、その会社の社内の様子等を勘案し、総合的に慎重に裁決すべきところが、間違った方向で、判断決裁していたことも多々あるように見受けました

ここで、参考までに、ある大手信用調査専門機関の調査資料の一部をご紹介したいと思います。(サンプル)

 

 

信用調査専門機関の実情

 

 

A信用調査専門機関の信用調査資料の主な内容

 


○ 主な内容

       
事例

01  商号


       
日本建設 株式会社

02  会社所在地


       
茨城県水戸市1-1-1

03  資本金


       
1.000万円

04  主要株主


       
日本 一郎

05  従業員数


       
50

06  設立


       
平成1611

07  沿革


       
平成161月建築請負を目的に

資本金 1.000万円を以って

日本建設株式会社を設立。

08  事業内容


       
建築

09  主要仕入先


       
東京商事・茨城商事

10  主要販売先


       
千葉建設・茨城建設

11  取引銀行


       
東京水戸銀行

12  取引状況


       
固定預金300万・短期借入金600

13  決算内容


       
決算期平成163

 売上高3.500万・利益金200

 申告所得 公示外

14  所見


       
会社設立からまだ数ヶ月の状況で、

 対得意先の信用も薄く受注環境は

 厳しさが続いている。今後工事実績を

  着実に積み重ねていけば、施工技術

  面において品質管理はトップクラスと

周囲から評価されているので、

期待できると思われる。

 

15  企業診断


       
1警戒不要 80100

        2 無難  6579

        3 多少注意 5064

        4一応警戒 3049

        5 警戒  29点以下

経営者能力 10点 成長性8

安定性 30点 公開性・総合 7

合計 55

これは、ある信用調査専門機関の資料の一部です。

この他に不動産明細表・抵当権設定の有無・財務分析・決算内容等が詳細に記載されております。

この中で大変重要なのが、決算内容・次に不動産名明細表・抵当権設定内容となります。

決算書2期分あればキャッシュフロー計算書作成が可能となり、与信管理に最も必要な分析データに変わります。

また、不動産明細表・抵当権設定内容は、決算内容が入手できない時次に必要なデータとなります。

もっと詳細な分析がこれらのデータをもとに出来たなら、もうちょっと最終裁決のとき悩まなくて済むかもしれません。

  今、多くの企業は、不況の最中でもあり、新しく、はじめての会社、今まで取引したことのない会社と取引を開始する場合、大変な気を使い、その会社の情報を集めたり、うわさを聞き込んだりまず自分の会社で可能なかぎり与信調査をして、問題がなければ、取引開始の手続きに入っていくのが普通のパターンではないでしょうか。

それで、ちょっとでもおかしな点があれば、専門の信用調査会社に依頼し、最終判断をトップがすることになるのではないでしょうか。

例えば、大口の新規取引のケースでは、最初から与信調査専門会社に依頼しデータの収集を図り、営業担当者が伺い書など、提出しトップの決済を仰ぎ、ゴーのサインで、契約を取り交わし、工事着工へと流れていくのが一般の社内システムではなかろうかと思います。

しかし、問題点がここにあります。まず、第一の問題点は、専門の信用調査会社に頼んだ場合、調査費用が最低数万円かかることです。

もし、小口の取引をする場合、特にスポット的な取引で終わったときには、赤字になってしまうことも有り得るわけです。

例えば、500.000万円の工事を請け負う時に、粗利益10%・5万円予想の新規取引を開始するか中止するか裁決する時調査費用ですでに数万円の経費が出てしまいますので、純利益はマイナスの状況になることは、明白です。したがって、だれでも、このような与信調査はしたくないはずです。そうとは、思いませんか?

第二の問題点は、信用調査会社からデータが出たとき、その評点が判断に迷う点数が出てきた時です。

調査会社の多くは、評点を優良、良、普通、あまりよくない、よくない5段階評価で行っております。

このときに普通で記載された時、与信管理を担当する人、最終決裁をするトップの方々は迷ってしまいます。

取引すべきか、やめるべきかおおいに悩んでしまいます。

調査会社にどうすべきか聞いたとしても、自分の会社で最終判断しなさいと当然言われます。

そこで、このような問題点を解決できたらと常々考えておりました。

与信管理調査に完全、絶対はまず、ありえませんが、経費をできるだけ少なくした調査システム、評点のグレーゾーンをもっと明確にできる調査方法があるとしたら!

もし、小口取引の場合、営業担当者のみで、簡単に与信管理できたら、また、データの収集も自分の会社でできたら、分析も自分でできたら、この不況の最中、かなりのコスト削減に繋がり助かるのではないかと、考え熟慮しながら、この自分でできるやさしい与信管理シスムを、つくりました。

あなたの会社でも、これから紹介するこのあらたな自分でできるやさしい与信管理システムに取り組んでみませんか!

パソコン1で、しかも専門知識なしで!簡単に自分ひとりでできる簡単な与信管理システムがあるとしたら?

是非、いまから始めてみませんか!驚くほど、簡単に、やさしく誰にでもできます。

これをはじめることが、あなたの会社にとって、いままで面倒でもあり、お金もかかり、しかも難しいものといった与信管理のイメージをかならずや払拭してくれるものと考えます。

やがて、不良債権の発生もなくなり、連鎖倒産の危機からも回避してくれる救いの女神となることでしょう。

さあ、いまなら間に合う経営改革のスタート・自分でできるやさしい与信管理システムを是非、あなたの会社にも取り入れてみませんか!

いままでの形だけの、表面だけの与信管理から、真の与信管理に脱皮してみせんか!

是非、皆様方にもご利用いただければ、幸いに存じます。

 

自分でできる与信管理システムの流れ

自分でできるやさしい与信管理システムの全体的な流れ

与信管理3ステップ調査方法

@初級編・・・一次裁決

A中級編 1・・・二次裁決

B上級編 1・・・最終裁決


最初にする与信調査→
(財)建設業情報管理センター(CIIC)から
データ収集→経営事項審査結果通知書の内容検討(財務分析)

・・・一次裁決・・・少し迷った時→中級編へ

倒産予知判断・・・ 経営事項審査結果通知書の内容再検討

倒産予知数式による検討・・・二次裁決・・・まだ迷う場合→上級編 1


経営事項審査申請担当部署より決算書データ入手→
キャッシュフロー計算書作成・・・最終裁決

キャッシュフロー計算書ってどんなものですか?

キャッシュフロー計算書ってどんなものですか?

簡単にいいますと、企業の会計期間にキャッシュがどこから入ってきたのか、また、どのように使われ出て行ったのかを明らかにするため、そのキャッシュの流れを表にしたものがキャッシュフロー計算書と呼ばれるものです。

  2000年3月期より証券取引法の適用を受ける公開企業は、すべてキャッシュフロー計算書を作成して、有価証券報告書等 に記載して開示することになりました。

したがって、現在、未公開企業等中小企業の場合、ほとんど多くの会社は、作成義務がありません。

しかし、今後は金融機関等が中小企業に融資する際の検討資料として、その提出を求めたりすることが多多あると予想されます。

いまのところ、金融機関は、信用調査専門会社にその資料を依頼したり、自分のところで決算書をもとに作成したりして、融資検討資料として活用しております。

〇従来の財務諸表の内容

@ 損益計算書 A 貸借対照表 B 付属資料(資金収支表

〇 現在の財務諸表(建設業法によるもの)

@ 損益計算書  A 貸借対照表 B 利益処分 C付属明細表 D営業報告書

 

現在の財務諸表(証券取引法・財務諸表規則によるもの)


@ 損益計算書  A 貸借対照表 B 利益処分計算書 
C 付属明細表Dキャッシュフロー計算書

A キャッシュフロー計算書のしくみ

  キャッシュとは現金・預金および現金同等物(取得から満期日まで3ヶ月以内の償還日)

@現金・預金・・手元現金、普通預金、当座預金、通知預金等

A       現金同等物・・定期預金、譲渡性預金、コマーシャル・ペーパー

(短期の資金調達用約束手形の1種)公社債投資信託(国債・社債・コールローンなどで運用する投資信託)

このキャッシュの流れをあらわしたものが、キャッシュフロー計算書となります。

単純に考えるとこのようになります。

〇 入金 − 出金 = 現金残高

〇 期首のキャッシュの合計金額 + 期中のキャッシュ増減額= 期末のキャッシュ合計金額

    (会計期間におけるキャッシュの増加・減少を一定の活動に区分してあらわしたもの)

〇 区分・・・3区分にして企業の活動状況を分析

@ 営業活動による営業キャッシュフロー

A 投資活動による投資キャッシュフロー

B 財務活動による財務キャッシュフロ

〇 利益の計算は、現金収支に関係なく、発生主義に基づく収益・費用の発生事実から計算されます。

したがって、実際に使える現金残高はわかりません。

一方、キャッシュの流れに基き、入金、出金の増減によりキャッシュ残高を計算すると、その残高はすべて実際に使用できる現金となります。

利益計算表

売上高

500

営業費用

300

利益

200

 


キャッシュ

売上収入

300

営業支出

100

キャッシュ

200

 

キャッシュは、実際に使えるお金で、利益と一致するとは、限りません。

またキャッシュ残高は大変重要で、これが不足すると会社の運営に支障をきたします。買掛金の支払とか、経費の支払が出来なくなり、最終的には会社の存続が不可能となります。

他に手形決済資金が不足したりすると、不渡りとなり、この不渡りを6ヶ月以内に2度起こすと銀行取引停止処分となります。

これを通常、倒産といいます。現在は、不況のさなか、昔みたいに金融機関から、借り入れが容易に出来なくなりました。

したがって、普段からキャッシュフローを管理し、このような事態を避けることが、肝要です。

勝ち組・負け組とかいわれておりますが、勝ち組に入るためには、キャッシュ量の潤沢さが求められます。今後、ますますキャッシュフロー経営が、重視される時代になってきました。

 

  一般的なキャッシュフロー計算書 (モデル)


キャッシュフロー計算書


@ 営業キャッシュフロー


金  額

 
 税引前当期純利益(欠損)

 

 
減価償却費

プラス表示

  受取利息及び受取配当金

マイナス表示

  支払利息及び手形売却損

プラス表示

  売上債権の増加

マイナス表示

  棚卸資産の増加

マイナス表示

  仕入債務の増加

プラス表示

  割引手形の増加

プラス表示

  その他債務の増加

プラス表示

役員賞与の支払額

マイナス表示

小  計

 

  利息及び配当金の入金額

プラス表示

  利息等の支払額

マイナス表示

  法人税支払

マイナス表示

  営業キャッシュフロー

 

A 投資活動によるキャッシュフロー

 

  有価証券・投資有価証券の取得・売却による収支

 

有形無形固定資産の取得・売却による収支

 

長短貸付金の貸付・返済による収支

 

投資活動によるキャッシュフロー

 

B 財務活動によるキャッシュフロー

 

  短期借入金等の増加による収入

プラス表示

長期借入金等の増加による収入

プラス表示

増資による収入

プラス表示

  配当金等利益処分による支出

マイナス表示

財務活動によるキャッシュフロー

 

W 現金及び現金同等物の増加

 

X 現金及び現金同等物期首残高

 

Y 現金及び現金同等物期末残高

 

 

このキャッシュフロー計算書は、財務諸表規則には、

準拠しておりませんが、未公開企業等での作成等に

おいては(与信管理・資金管理等)、十分利用

できると思います。

キャッシュフロー計算書がなぜ与信管理に役立つの?

キャッシュフロー計算書作成がなぜ必要なのですか?

          なぜ? 

与信管理にキャッシュフロー計算書が必要なのか!

黒字なのに倒産、それも一部上場の大きな会社まで黒字倒産しております。

決算で利益があがっているのになぜ?頭を悩ましてしまいます。

  疑問に思うところを、具体的に説明していきたいと思います。

 例 

A専門工事会社(一次下請)は、民間工事を地元ゼネコンB会社

(元請)より受注しました。工事請負契約書も取り交わしました。

(支払条件:工事完了時現金払) 

A会社は、ここ3年決算当期純利益額は、僅少でしたが、黒字を続けていました。

しかし、将来の社屋新築建設用地の取得に金を使うなど運転資金に余裕はありませんでした。

 

受注内容・・建具工事を500万円で請け負いましたがA専門工事会社は、時期的に年度末のため、直接工事を施工するのは無理だと考えて、C会社(二次下請)に材工共(300万円)で、外注依頼しました。

やがて、無事工事が完了しましたので、A会社は、工事代金の請求書をゼネコンB会社におくり、売掛金として月末入金予定の500万円を、売掛帳に計上しました。

ところが、契約書に書いてある月末の支払期日になっても入金は一向になく、B会社より、支払期日の翌日資金繰りの関係で2ヶ月振込支払を延ばしてくれとの依頼がありました。

A会社は、工事完了時の月末にC会社に 300万円払う約束していました。

ところが、手持資金がありません。また、銀行の融資も、担保に余裕がなく、断られてしまいました。

工事代金が約定どおり入金していれば、200万円の粗利益で、C会社にも外注工事代金300万円を約束通り支払うことができ、万万歳でしたが、このようなことになろうとは!

このように資金不足が極端に出た場合・・・黒字倒産事故も突然やってきます!

解説図

資金の内訳

 

月初め、現金(手持保有高)0

 

 




備 考


売掛金(B会社)
500万円


買掛金(C会社)
300万円→月末支払予定


損益計算では、黒字ですが、現金不足で支払不能:倒産も有り得ます。


月末、売掛金回収できず現金
0の状態。


買掛金の支払いは、現金
0のため、支払い不能。

月末、金融機関への融資
申込は、担保不足で断られ

現金 0の状態。

損益計算書の場合


借 方


貸 方


備 考


売上原価 300万円


売上高 
500万円


または、完成工事原価:完成工事高


売上総利益 
200万円

 

 貸借対照表の場合


借 方


貸 方


備 考


現金  
0


買掛金 
300万円


または、工事未払金


売掛金 
500万円


当期未処分利益(当期利益) 
200万円


または、完成工事未収入金

 

以上のようにもうけが200万円あっても、手許に現金がなければ、買掛金の月末払は、当然できません、したがって、銀行等の借入れができなければ、支払先に支払日の繰り延べをお願いするしかありません。

また月末決済の手形があり、落とせなければ、不渡手形となって、これが6ヶ月以内に 2度出ますと、銀行取引の停止処分になり、事実上の倒産状態に入ります。

黒字であっても倒産とは、このようなことです。そこで、企業は、常にキャッシュフローを把握しながらの経営管理をしていく必要があります。

管理するために月次毎キャッシュフロー計算書を作成することが、重要なしごととなります。

お金の流れは、これを作成することによって、明確になってきます。

もちろん、資金繰り表も大事ですので、いままで通り作成いたします。

〇今まで、キャッシュフロー計算書の見方、まして作成など全然難しくてわからないと思っていました。

ところが、やってみると、以外に簡単!経理がわからなくても、記入または入力を順序どおりすれば、OK

        エクセルシートの場合は、最初に一度入力すれば、キャッシュフロー計算書・与信管理分析資料も自動的に作成されますので、完成された与信判定資料を見ることができます。

→自分でできるやさしい与信管理システムのサイトよりダウンロードしてご利用願います。

エクセルソフトで組まれている損益計算書・貸借対照表・キャッシュフロー計算書一部見本


損益計算書

区  分

勘 定 科 目

当  期

備考

営業損益の部

 

 

 

 

売上高

 

 

 

 

 

 

完成工事高

 

 

 

 

兼業事業売上高

 

 

 

 

開発事業等売上高

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その他手数料収入等

 

 

 

売上高合計

 

 

売上原価

 

 

 

 

 

 

完成工事原価

 

 

 

 

兼業事業売上原価

 

 

 

 

開発事業等売上原価

 

 

 

 

売上原価

 

 

 

 

期首棚卸高

 

 

 

 

期末棚卸高

 

マイナス△

 

売上原価合計

 

 

 

売上総利益

 

 

 

 

 

売上総利益・損失

 

 

 

 

売上総利益・損失合計

 

 

 

販売費及び一般管理費

 

 

 

 

 

 

役員報酬

 

 

 

 

従業員給料手当

 

 

 

 

退職金

 

 

 

 

法定福利費

 

 

 

 

与信管理用キャッシュフロー計算書

 

 

単位:千円

 

作 成 月 日

 

 

会 社 名

 

区 分

金 額

備 考

T営業活動によるキャッシュフロー計算書(C・F)

 

税引前当期利益

340

+表示

非資金

減価償却費

310

+表示

非資金

営業権償却

0

+表示

非資金

貸倒引当金の増減額(減少:△)

5

 

営業外費用

手形売却損

0

+表示

非資金

退職給付引当金の増減額(減少:△)

30

 

非資金

賞与引当金の増減額(減少:△)

0

 

特別損失営業外費用

有価証券及び投資有価証券評価損

0

+表示

特別利益営業外収益

有価証券及び投資有価証券売却益

-120

−表示

特別損失非資金

固定資産除却損

40

+表示

特別損失非資金

固定資産評価損

0

+表示

特別利益

固定資産売却益

0

−表示

 

 

        書店にならべられている会計専門家(税理士・公認会計士等)、もしくは大学教授等著名人の書かれたキャッシュフロー計算書関連の解説本は、一部上場企業用、または、有価証券取引法に則った解説で、はじめての方、経理のわからない方、技術畑を歩いてきた方等にとりましては、難解で敬遠したくなる本ではないかと感じておりました。

しかし、ここで解説する内容は、与信管理のみに利用するための簡単キャッシュフロー計算書作成用解説書です。

どのような方にとりましても、容易にご理解いただけるように記載したつもりです

したがって、一部、総額記表示を純額表示で表現しているところもございますが、与信管理の判断資料としては、問題ありませんので、出来るだけ簡略化して、簡単に記入または入力ができるように致しましたので、ご承知おき願います。

 ※ 総・純額表示の例・・総額表示・長期借入金の借り入れと返済を分けて別途に表示すること、純額表示は、借り入れ分から返済分を差し引きその残高のみ表示記載すること。

  ◆ 例 いままでの解説書・関係書籍等の事例

A 勘定科目・・・科目入力欄が限られ少なすぎる。

一つの業種の科目のみ記載されている。商店用(商業簿記用)とかが多い。

建設業会計(不動産業)の例示が少ない。

業種が一つに絞られていることもあり、他の業種の分析資料作成を求められた場合、最初の入力、記入の段階で手間がかかるため、あきらめ、やめてしまうことが多々、あったとうかがっております。

また、ある程度経理の専門知識がないと、作成できない等、だれにでもできるシステムではありませんでした。

そこで、いままでの不便さ、難解さを改良し、容易に入力または計算できるように自分でできるやさしい与信管理システムを開発しました。

是非、このシステムをご利用いただき倒産予知・与信チェックを継続的に行い、連鎖倒産、不良債権の発生防止にお役立ていただきますよう願っております。

金融機関の融資の際、キャッシュフロー計算書が重要視されていることをご存知ですか?

現在多くの金融機関は、上場企業・中小企業を問わず、お金を貸し付けする際に、いままでは、財務諸表(貸借対照表・損益計算書・付属明細書)事業計画書、あるいは、建設業であれば、受注先別工事代金の入金予定明細等の提出を求めていましたが、今後は、キャッシュフロー計算書の提出もこのなかに入ってくるものと思われます。

上場会社は、有価証券報告書のなかにキャッシュフロー計算書の作成が義務付けられておりますので、現在は、誰でも見ることができます。

しかし、未公開企業・中小企業は、義務化されておりませんので、作成していない企業がほとんどであり、このキャッシュフロー計算書を重要な融資判断データとしている銀行等は、情報専門会社より、この書類を有料で入手しております。

情報専門会社は、財務諸表を3期もしくは2期分、独自の方法で入手の上、自社において、キャッシュフロー計算書を作成して提供していると推測いたしております。また、入手できない時は、自行で作成しているところもあると聞いております。

与信管理限度額って何ですか?

やさしい与信管理限度額算定方法

1        与信管理限度額算定方式

与信管理を行なう場合、取引先ごとに総債権高の限度額を設定する必要があります。

経営事項審査データの数値・金額を利用して、設定するのも一つの方法です、

決定的な方法はありませんので、自分の会社の内容、業種を検討し、自社にあった方式を設定するのがよいと思います。

 

新規取引業者の場合


〇 財務諸表(決算書)もしくは、経営事項審査データを入手し、

支払勘定・支払条件を元に数式で算出する。


算 式(エクセル一部分サンプル)

支払勘定

(工事未払い金+買掛金+支払手形)

 


継続取引業者の場合


〇 前年度(前期)売掛帳より前年度売上実績累計額を算出し、

数式で算出する。


算 式

(エクセル一部分サンプル)

前年度取引実績累計額(売上高)

÷

12ヶ月

与信管理リスト様式(月次)

取引先の売掛管理をする場合、売掛管理(月次)リストを作成しておくと、

一目瞭然で管理しやすく便利です。

しかし、ここで忘れてならないのは受取手形の決済期日未到来分を含めることです。

決済日に無事おちたらその手形金額を債権管理総額から差し引き控除します。

与信管理リスト項目


得意先コード


得意先名


与信限度額


前月末売掛帳簿残高


月初未到来手形累計金額


当月売上高


当月現金・振込入金額


当月受取手形


手形決済額


売掛債権累計額


翌月繰越未到来手形累計額


与信限度額残高


手形最終支払期日


今後の予想売上高


予想売上算入額の与信限度額


支払条件


今後の対策

様式(エクセル一部分サンプル)

         月分得意先与信管理対策リスト

得意先名

与信限度額

前月末売掛帳簿残高

月初末到来手形累計金額

当月売上高

当月現金・          振込入金額

A会社 5,000,00

1,500,000

500,000

2,000,000

3,500,000

 


信用ランク別係数


評価内容



1.5


優良会社



1


安定・無難

 

与信限度額算定方式、与信管理リスト様式は、エクセルソフトにより組まれております。ご利用の際は、自分で出来るやさしい与信管理システムの冊子マニュアル購入後、記載のアドレスよりダウンロードしてお使いください。

 

 

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会社のお金が底をついてくると最悪のケース、倒産の影がちらついてきます。

会社のお金がまわりだすと会社にお金が残り経営は安定します。

建設業者の利益は工事現場でつくられます、また現場のもうけは実行予算書管理でつくられます。

建設業者の生き残りは現場の業績管理で決まります。

 

社長!! どんぶり勘定をいつまで続けるつもりですか!

 

もしも、あなたは会社のお金が月末予定の手形決済額にかなり不足すると気づいたらどうしますか!

金融機関に借入れ交渉のため、大慌てで駆け込みますか! 


しかし融資審査の約8割は決算書の内容で決まってしまいます。いまさら内容が悪くても書き替えることはできません。

融資審査で特に見られるのは貸借対照表の純資産です。自己資本比率が高いほど有利になります。

(純資産÷総資産=自己資本比率が高い)

次に損益計算書のなかの営業利益・経常利益が大事です。

この数字をよくするためには決算期内のしごとでもうけを増やすこと以外方法がありません。

業績アップをはかり利益を増やし自己資本比率を高めるために一番必要なことは業績管理を徹底することです。

ではなぜ業績管理をやっていく必要性があるのかいまからご説明いたします。

  ↓

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決算書アレルギーは、もうこわくない!

このマニュアルを実践すれば、自分の会社の経営分析から得意先の倒産予知、さらに儲かるためのしくみがいとも簡単に実現いたします。

中小企業において、決算書をよく理解し、内容を分析し充分に活用されている会社の社長さんは、少ないと思われますが、あなたの会社では、いかがでしょうか。

決算書とは?

企業の決算書には、その企業の財政状態、1年間の経営成績がぎっしりと詰まっております。

(決算書は厳密にいいますと財務諸表といいます)企業にとって、最も大切な書類でもあります。

経営者にとってこの決算書はとても大切な資料です。

この決算書を利用して経営管理に役立てましょう!

是非とも、この実践マニュアル基本編をお読みいただいて、大いに役立ていただきたいと思います。


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こんな方におすすめの与信管理システムです”

これから与信管理をはじめようと考えている会社の与信管理担当者!

いままでの与信管理では、コストがかかりすぎて困っている会社の方!

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◆登記簿編

経営状況・決算書による与信チェックも大切なことですが、案外簡単に、手軽にできるこの登記簿による与信チェックの方法を利用してみてはいかがですか!

インターネット初心者でも、登記簿を入手する手順等すべて最初のインターネットアクセス画面から、画像を使って入手できるまで丁寧に説明いたしておりますので簡単に利用できます。

また、不動産評価等においてもわかりやすく、計算例も数式も盛り込んでおります。

誰でも登記簿からの与信チェックがすらすらわかるように説明されております。

建設業者の調査の場合、経営事項審査データとこの登記簿利用によるシステムを組み合わせたら、短時間で、しかもほとんどお金もかからないで、パソコン1台(一部コンピュータ化未了登記除く)だけで、与信チェックが可能となります。


是非とも、この実践マニュアル基本編をお読みいただいて、大いに役立ていただきたいと思います。

 


ITSN法務会計コンサルタント

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